大阪市内でドローン(ラジコンヘリ)の飛行可能な場所は?
結論から申し上げますと、大阪市内では自分の土地か許可を得た場所でしか、ドローン(無人無線飛行機・マルチコプター)は飛ばせないと理解していいのではないでしょうか。
「大阪市内の公園で飛行を禁止」。
昨今のドローン騒動の前から、大阪市は公園条例で禁止している「他人に危害を及ぼすおそれのある行為」に該当するとみなす為、公園での飛行は禁止されていました。Youtubeなどの空撮映像を見る限り、禁止エリアを思われる場所で、ドローンを飛ばしている映像が公開されています。確認する限り、ドローンの飛行に最適そうな場所である大阪城公園や難波宮跡(難波宮跡公園)は当然禁止。淀川河川公園では禁止されているが、公園ではない淀川河川敷は不明。
だが、公有地の分類に入りますので、「他人に危害を及ぼすおそれのある行為」に該当する為、自治体としては禁止と考えているのではないでしょうか。
一時期、問題となった河川敷でのゴルフの練習や無許可の農地利用と同じで、許可されない行為・危険な行為は禁止と理解すべきです。
大阪市内での飛行箇所は住宅密集地ではない・人に危害を及ぼす恐れのない自分の土地の上空や、許可を得た私有地に限定されるということでしょう。
道路は車両の通行を妨げない道路上空であれば、飛行は規制の対象になっていないとの法律解釈があるようです。
明確なルール作りとして、個人でのレジャーとしての使用も含めて、指定箇所・指定時間のドローン飛行エリアの設定で問題はある程度は解決するのではないでしょうか。景色も良く、人少ない淀川河川敷に、出発点・終着点を設定して、川の上は飛行は自由かつ、橋を横切らない一定エリアをドローン飛行エリアとして設定すれば、誰にとってもwin-winな状態になるのでは。川の上ですので、海から風が流れてくるから、飛行は不安定になるかもしれませんが… その他のエリアでは、個人ではなくプロモーション映像制作を想定した場合、綿密な飛行ルートと安全性を担保した飛行許可書の提出(保険加入義務も含めて)で、免許ではなく、許可制にすれば良いのでは。 桜の季節の吉野とか、ドローンの映像があったら綺麗なんでしょうね。ちなみに奈良県は現状ではドローンの規制はないようです。
現状… 公園ではバーベキューも、ゴルフの練習も、犬の放し飼いもいけない。ドローンも飛行させてはいけない。
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